我が家では、音楽を聞く時はほとんどiPodかiPhoneを使うようになりました。相当前に買ったiPod 30GB(ハードディスクタイプ)を未だに使っており、車に乗る時もこれをつないで使っています。
10年ほど前に買ったミニコンポが壊れてしまったので、iPodを接続できるスピーカーを買うことにしました。色々ネットで調べた結果、PanasonicのiPodスピーカー(SC-HC35)にしましたので、このレポートをします。
音の良さではBOSEのスピーカーが定評があります。iPod様のスピーカーもあり、購入候補の1つに上がりました。これは、専用のiPodのスタンドが本体の正面についており、iPodを再生するだけのシンプルなシステムです。
もう一つはPanasonicのオーディオセットです。デザインはいいのですが、オーディオセットと言うよりはラジカセの域を出ない感じもあります。これに比べて、BOSEと言うだけで素晴らしい音がしそうな変な先入観もありますが、ここは我が家で使うための条件を上げて選択しました。
置き場所はキッチンのカウンターのしたの棚です。奥行きが狭いので、大きなものは置ません。両者ともサイズ的には問題ない様です。
次は音源ですが、我が家にはCDプレイヤーがありません。またラジオも娘の基礎英語録音用に買ったラジオしかなく、結局、CDとFMがついていることが条件になりそうです。
BOSEや他のメーカーのほとんどは、iPodを乗せるスタンドが外にむき出しになっています。量販店の展示でもそうだったのですが、スタンドのiPodの受け口にホコリがたまり放題でした。我が家でもそうなることは目に見えているので、iPodのスタンドが本体に収納されるPanasonicの方がポイントが高くなりました。
さらに、BOSEや他のメーカーのほとんどは、電源がACアダプタなのに対して、Panasonicは電源内蔵のためACアダプタの場所が必要ありません。と言うことで、完全にPanasonic SC-HC35に軍配が上がりました。
購入したPanasonic SC-HC35は、iPodのスタンド部分とCDが本体に収納されます。前面のドアが左右に電動でスライドし、iPodとCDが入れられる仕組みです。ドアを閉めてもiPodの液晶画面のバックライトで、文字が透けて見えるようになっており、演奏中の曲が見られます。
CDもドアの中に収納可能です。ノートパソコンのCD-ROMの様に、ディスクの穴にロックして取り付けるタイプです。
このスライドドア収納の最も良い点は、ホコリがが溜まってしまうのを気にする必要がないことです。
あらゆる音楽シーンに活用できるiPod本体やアクセサリーをご紹介。iPodカタログ
操作にはリモコンがついています。一般的なミニコンポなどと同様に、CDの曲順やラジオの選曲、音量操作などすべての操作が行えます。
iPodもリモコンで操作できるのですが、買った後に重大なことが発覚しました。なんと、自分が持っている第5世代iPod 30GBは、リモコン操作に対応していないのです!取扱説明書には、下のようにシラっと書いてあります。
本機のリモコンでの操作※
iPod/iPhoneの機種によっては、動作ができない場合があります。
そりゃないでしょう松下さん、WEBページにもカタログにも接続可能と書いてあります。曲がリモコンで変えられないなんて書いてないじゃないですか。確かに接続可能ではありますが、曲を変える度にiPodを取り出して、iPodを操作してまた本体に戻さなければなりません。iPod自身にリモートの機能がないのかな?ちなみに、iPhone4を接続した場合は、リモコンで素晴らしく全ての操作ができます。(松下さんの情報は、Apple製品のことはよくわかりません、って感じです。他人のふんどしで相撲を取ってるくせに、ひどいじゃないですか?)
ということで、泣く泣く、iPad 30GBは本体の上にあるAUXの端子にワイヤーで接続することになってしまいました。
今は我が家のダイニングテーブルの前のキッチンカウンタの下に収まっています。色は白を選びましたので、棚(日曜大工で作りました)の色にも合っており、妻も満足しています。
我が家では、小音量でBGMとして使うことがほとんどですので、音の良し悪しを判断するような聴き方はしていません。ラジカセの音の域を出ない感じもありますが、これで十分だと思っています。前にあったミニコンポ(ミニと言っても大きかった)に比べれば、場所を取らなくなったことが何よりです。
家族共用のiPad2(購入レビューあり)とともに、ダイニングのカウンター下が定位置になっています
我が家でPanasonic D-Dockを購入して間もなく、世の中はBluetooth接続が主流になってきました。iPadをコネクタで接続する製品は殆ど無くなり、現在(2016年)は、ほぼ全てのiPod向けスピーカーはBluetooth接続になっています。
「ペアリング」さえすれば、iPadでもスマホでもタブレットでも、なんでもスピーカーに接続して大音量を出すことができます。
■iPodカタログ : あらゆる音楽シーンに活用できるiPod本体やアクセサリーをご紹介。iPodカタログ
■iPod用スピーカー : iPodを接続可能ないろいろなタイプのスピーカーがまとめられています